日野台教会の歴史

宣教師の伝道によって始まる

多摩平の団地内「ストーンの森」にあるモニュメント 教会から徒歩3分

日野台教会は農村へのキリスト教の伝道のために戦後設立された「中央農村教化研究所」が母体です。カナダ合同教会のストーン宣教師が初代所長となり当時、南多摩郡日野町高倉にあった帝室林野局の土地、32千余坪を194711月に取得しました。購入費はストーン牧師の奔走により、カナダ合同教会などで構成されるIBC(日本基督教団関係宣教師連合委員会)が特別に拠出しました。その後、強化研究所が設立され、最初の礼拝が1948418日、桜の木の下で行われました。

研究所は教育部を開設し、農村伝道者養成をめざして授業を始め、翌1949年、教育部は「農村伝道神学校」と名称を改めました。神学校の中で礼拝を守り受洗者も与えられていましたが、1950531日に正式に教団より承認され、日野台教会として歩みを始めました。

保育園の設立と神学校の移転

教会付属の日野台幼稚園

地域の要請もあり1951年に「神学校附属日野台保育園」として東京都から認可され保育園が設立されました。その後幼稚園としての必要が高まり、1959年に日野台教会の附属幼稚園として認可されました。研究所と農村伝道神学校は、1957年町田市鶴川に移転し、3万余坪の敷地は日本住宅公団に譲渡され、日野台教会には教会堂と園舎と宣教師住宅が残されました。その後、一部売却され現在は790坪の土地が残され現在に至っています。

多摩平の団地には教会の礎を築いたストーン宣教師を記念した「ストーンの森」があり、その働きを紹介したモニュメントが設置されています。現在の会堂と幼稚園園舎は1999年に建てられました。昔も今も変わることなく、平日は幼稚園の子どもたちの元気な声が響き、日曜日は教会から賛美の声が聞こえます。(日野台幼稚園へのリンク)

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